
- きちんと目の前の仕事を書き出して整理して、一つ一つこなしているんだけど、そうしているうちにどんどんまた新しい仕事が来てしまい、の繰り返し。
- 確実に進行しているはずなんだけど、その実感がなく、いつまでも「やり残し」感が強くて疲れてしまう……。
こんなお悩み、抱えている人も多いと思います。根がまじめな人ほど陥りがちな悩みですね。
この記事では、しっかり仕事をこなしている・進行させているあなたのために、どうしたら日々の「やり残し」感を解消できるかを解説していきます。
まずは、原因の分析から
やるべきこと、やりたいことを全てToDoリストに入れていませんか?
まずチェックしたいのが、あなたの仕事がリストアップされているToDoリスト。
もしかして、下のようなことが優先順に一覧で書いてあったりしませんか?
- やるべきこと
- やりたいこと
- ある程度の短期間でやること
- 長期間かけてじっくり取り組むもの
真面目な人ほど、これらを優先順に一つ一つ潰していってしまう傾向にあります。
しかし、下の方の項目までは中々手がつかず……。
一ヶ月もリストに鎮座したままのものも出てきて……。
リストを眺めては、「終わらない……」とため息をつく羽目になりがちではありませんか?
タスク整理に時間を使っていませんか?
また、こういうお悩みを抱える方は、タスク整理に時間を割いている、むしろその時間が多いという傾向もあったりします。
タスク整理は、仕事をしている感が出てしまいがちなんですが、当たり前ですが仕事が進んではいません。
対策は「物理的にタスクを分ける」
では、どうしたら良いのでしょうか?
ここで提案したいのは、超短期、短期、中期、長期とタスクを分け、更に「物理的に」記載場所を分ける方法です。
例えば今まで使っていたToDoリストには、超短期と短期しか載せない。
それ以外は他の場所、例えばToDoがデジタルツールなら、紙の手帳に書いておく、などです。
運用方法の例
具体的な運用方法はこうです。
- 基本的に日々の業務では超短期と短期が載っているToDoのみ確認して、こなしていく。
- 中期と長期は毎日いじる必要はありません。週一回確認して短期タスクに分解、ToDoに移動すれば充分です。
終わりに
ここで紹介した方法は、まとめると「見るところを物理的に少なくする」ということになります。
タスクをいたずらに整理するような意味のない時間を減らし、その日のToDoに集中できるようになれば、おのずと日々達成感も生まれやすくなっていくことでしょう。